2017年5月1日

『赤い河』のこと

ただいま編集者である安東さんが沖縄・九州を巡回しながら
写真集を置いていただける所を探してくれています。
本当に嬉しい、感謝!

こうして直接お渡しできることがなによりでもありますが、
やはり沢山の方に見て頂きたく思っていますので、
書店に限らず、もしも置いてくださるところがありましたら
私のホームページのmailよりご連絡いただけますでしょうか?

どうぞどうぞよろしくお願いいたします。








『赤い河』のこと
あまり説明をしてきてはいなかったので、
こちらに書き出しておこうと思い何度も書いているのですが、
如何にもこうにも長くなってしまい…(笑)

それはまた別の機会にお話しすることにして、
ほんの一文だけにとどめておきます。



2011年東北での震災をきっかけに
気仙沼に足を運ぶようになった。
同年、11月
離れて一人で暮らす母がクモ膜下で倒れ
認知症になり施設で暮らし始める。
毎日泣き崩れていた私に
「自分の人生を生きなさい」と
優しく声をかけてくれたのは
気仙沼のお母さんだった。
その言葉はまるで
実母が私に語りかけているかのように
すっと私の身体に染み渡り、
そしてこんな感情が私の中に生まれてきた。


『生まれてきて 死んでゆく
 それは誰しもに与えられた
 平等なこと
過去は変えられないし
 ましてや未来のことなんてわからない
 だとしてら
 目の前にあるこの人生を
 とことん生きてやろう』



過去6年間のそんな思いを
聞かずと安東さんは
すっと掬い取り
出来たのがこの写真集『赤い河』です。
ぜひゆっくりとした時間の中で
見て欲しいです。
できれば朝の光の中で。







取り扱い書店(5/1現在)

ちはや書房(沖縄・那覇)
Okinawa creative space TERMINAL(沖縄・那覇)
那覇ジュンク堂(沖縄・那覇)
book cafe Bookish(沖縄・西原)
gallery176(大阪・豊中)
ふげん社(東京・築地)
田園城市(台湾・台北)
FUJIN TREE(台湾・台北)
綠光+marute(台湾・台中)

蔵書としてご覧頂けるお店
conte(沖縄・首里)
東京台湾(東京・中目黒)