2012年6月26日

フォトガール

雑誌フォトガールVol.4 にて表紙巻頭ページを
撮影させて頂いてます。




大好きな二階堂ふみさんと高山エリさんと。
東京タワーを探してぐるぐると東京散策。
カメラマン目指して上京してきた女の子って設定で。
写真が好きな人、カメラマン目指している人、
とにかくたくさん写真を撮って欲しいです。
髪の毛が乱れても、蚊に足を刺されても
可愛いですよ一生懸命な姿は。


最近はデジタルカメラが主流になってきてるけど、
やっぱり、フィルムの良さは知っていて欲しい。


まだ、フィルムは生産されていて、
そして、現像だって出来るんだから。


いつか無くなってしまうかも知れないなんて
そんなこと、何時か無くなった時に考えれば良い事で。


私も最近の仕事ではデジタルで撮影する事が
増えて来て、
だから、余計にフィルムの良さを感じているんです。


デジタルカメラも現像ソフトも
どんどん進化して
フィルムみたいにも撮れるけど、
けど、何て言うか、やっぱり、
密度が違うんです。
後、湿度も。




さて、今日は西国分寺にて「虚舟」の舞台撮影。
昨年秋、横浜赤レンガにて発表されたものを
いずみホールに合わせて編成し直しているとの事で、
また、違った作品に観えるのだろうな。
そして、この作品はこの後、ローマ、パレルモへ。
私も行きたい所だけど……。









2012年6月24日

non title


ここ最近、色んな所へ行かせてもらってる。
昨年末の出雲(島根)から、
山形
浜松
甑島(鹿児島)
新発田(新潟)
釧路〜阿寒湖〜知床〜網走(北海道)


その合間に実家関西へ。




移動する事は色んな景色に触れる事。
そして、その中で生まれる感情を知る事。




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すぐ目の前の出来事ばかりに気持ちが流れてしまい。
絶好の期に手も足も出せない状態だと、
落ち込んでしまっていた。
けど、急いでいる訳ではないし、
もっと長い年月で考えれば良い事なのかも知れない。
そして、その事だけが全てではないんだと。


縁のある人、縁のあるもの、その逆も然り。


だから、私は、自分の写真を信じて、
ただただ撮り続けようと思う。


ただそれだけのこと。






2012年6月8日

写真のことばかり



CONTACTS.  
FROM A CONCEPT BY WILLIAM KLEIN
11人の写真家自らが語る11の「コンタクトシート」


今やシャッターを押せば、誰もが写真を撮ることができる。
けれども、時空間を切り取るこの行為には、
人間とイメージをめぐるさまざまな位相が潜んでいる。
写真表現の広がりが多様化した現在、
写真とは何かを概略的に語るのは難しい。
だから、「コンタクト」に分かりやすい写真史の解説を期待してはいけない。
「コンタクト」は写真史を語るのではなく、写真家の言葉に耳を傾けさせる。
メッセージを込めた作品としての表現に取り組むアーティストたちを通じて、
「コンタクト」は写真というメディアに惹かれ、
そこから何かを生みだそうとする人々の生き方を浮き彫りにしていく。


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先日友人から貰ったこのDVD、本当に素晴らしいです。
私自身、自分のコンタクトシートを見せるのは
やはり、自分の内面の全てを曝け出しているようで
とても恥ずかしい思いになるのですが、
これを観て、写真はその前後にある写真も含め
感情が込められていて、そして、その前後の写真があるから
代表的な一枚が生まれるんだなと、そう感じさせられました。
説明って大切ですね。


そして、今日、近々amanaから創刊される写真雑誌「IMA」
を見せてもらいました。
写真好きには堪らない一冊です。
内容は元より、印刷も美しく、
写真集を見ているような感覚にまでなります。
パラパラとめくった中で目に留まった
映画監督であるアッバス・キアロスタミの知られざる写真集。
「Pluit et Vent」(雨と風)


イラン情勢が緊迫する2007年のある雨の日、
キアロスタミは故郷テヘランから亡命した。
この写真集の全カットはその途上に撮られたもの。
とのこと。


とても静かなのに饒舌で、悲しく、
けれどその先にある強い眼差しが
とても印象的です。
そして「写真は映画の母」とキアロスタミ本人が
語ったその言葉に写真に対するとても深い愛を感じました。


愛つながりなのですが、
今日の撮影で
写真を愛して
写真を信じている人達と
出会いました。
勿論、沢山の人もそう思って
携わっているのでしょう。
けど、今日の出会いでは
今までやってこられた事と
その写真に対する真っ直ぐな眼差しが
とても心地良かったのです。
…私の写真、と言う意味ではなく、
写真を信じてくれてありがとう、
と、写真に携わる一人として
本当に本当に嬉しく思いました。






そんな感じで今日は写真ばっかりの一日で
幸せであります。



2012年6月1日

お知らせ


この度、5月31日をもちまして
4年在籍しました heiz から独立し、
また一人で歩んでいくこととなりました。

沢山悩み考えたのですが、
気持ち新たに『写真』と向き合って行きたいと
思っております。
不慣れなこともありご迷惑をお掛けすることも
あるかも知れませんが、
今後ともよろしくお願い致します。


熊谷直子


尚、今後の連絡先は直接、熊谷の携帯か
もしくはメールにてよろしくお願い致します。